<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" 
			xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" 
			xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/" xml:lang="ja">
<channel rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/?xml">
<title>プラチナの月</title>
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/</link>
<description>自作の詩や小説や気に入った音楽を書いています。 更新は気紛れ。新たに短編小説＆童話のカテゴリー【迷子の仔ぎつね】増やしました。</description>
<dc:language>ja</dc:language>
<items>
<rdf:Seq>
<rdf:li rdf:resource="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-172.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-171.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-170.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-169.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-168.html" />
</rdf:Seq>
</items>
</channel>
<item rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-172.html">
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-172.html</link>
<title>Water slider in earthen pipe</title>
<description> ＶＯＬ　１１２０分も経たない内に母が大量の荷物を持って降りてきた。「可奈子。取り敢えずのものだけ持って来ました。足りないものは後で取りにくればいい。家に帰りましょう。」優しく肩を包むように抱く母の腕の中にいたら、初めて嗚咽がこみ上げてきた。無言で頭を父が撫でる。母が荷物を取りに言っている間、夫は終始無言だった。いや・・・・・・何から話していいのかわからずにいたに違いない。マゴマゴしている内に父が呼
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <span style="font-size:x-large;"><strong><u><span style="color:#ff0000">ＶＯＬ　１１</span></u></strong></span><br /><br /><br /><br /><strong><span style="color:#cc3300">２０分も経たない内に母が大量の荷物を持って降りてきた。<br /><br />「可奈子。取り敢えずのものだけ持って来ました。足りないものは後で取りにくればいい。<br /><br />家に帰りましょう。」<br /><br />優しく肩を包むように抱く母の腕の中にいたら、初めて嗚咽がこみ上げてきた。<br /><br />無言で頭を父が撫でる。<br /><br />母が荷物を取りに言っている間、夫は終始無言だった。<br /><br />いや・・・・・・何から話していいのかわからずにいたに違いない。<br /><br />マゴマゴしている内に父が呼んだタクシーが来て、乗り込むように促される。<br /><br />それを見て腰を浮かしかけた夫を、父が手で制す。<br /><br />「可奈子の気持ちを汲んでからの決断になるだろうが、今後の話し合いは弁護士を<br /><br />通してもらうことになるだろう。君の母親が生きている時分から可奈子は苦しんだんだ。<br /><br />最終的仕打ちがこれでは、君には何も言えまい。こちらからコンタクトを取るまで<br /><br />君には冷静に考える時間も必要だから、こちらへは来ないでもらいたい、いいね？」<br /><br />タクシーに乗り込むとそのまま実家へ向かうのかと思っていたが<br /><br />病院に連れて行かれた。診察をする医師も絶句するような結構な怪我だった。<br /><br />頬骨にひびが入り、全身に打撲の痣・・・・<br /><br />診断書を取って、３日間の安静入院。<br /><br />この３日間の間、レントゲンやらＣＴなど色々な検査を受けた。<br /><br />頭も殴られているから脳が心配だし、内臓の損傷も調べたいと・・・・・・・<br /><br />結果は脳は異常なしだが、内臓にうっ血が見られる為入院が少し伸ばされた。<br /><br />「診断書は書き直しておきました。私は一介の医師で警察ではありませんから<br /><br />なんとも言えませんが、診断書を持って警察へ被害届を出した方がいいですよ。<br /><br />ＤＶ法っていうのが今はありますから。」<br /><br />退院後、その足で警察へ向かったが、こちらは被害者なのに何時間も調書作成とやらで<br /><br />同じ事を繰り返し繰り返し言わされ、まるで加害者のようだな・・・・・と感じていた。<br /><br />同じ質問を繰り返されると、さっきとは違う返答ですよと言ってくる。<br /><br />さっきって・・・・・なんて言ってたっけ？と思うほど、しつこくしつこく聞かれてウンザリしていた。<br /><br />警察は正義の味方だなんて嘘だな。<br /><br />【あなたが言い返したからでしょう？】<br /><br />【何で逃げなかったんですか？】<br /><br />【ここまでされたのが今回初めてなら、話し合いで解決したらどうです？】<br /><br />【おまわりさんは民事不介入なの、夫婦喧嘩は民事なんだよね】<br /><br />調書を取りながら、貴方にも非があるんじゃないの？一時は愛し合ってた者同士でしょ？<br /><br />なんでこんなに酷い目に合う前に離婚してなかったの？だの会話があっちこっち飛んで<br /><br />又同じ事を聞き返しては「さっきと話が違いますよ」となる。<br /><br />ようやっとＤＶ保護なんとかを認めてもらって、市役所にも手続きを取るよう言われた。<br /><br />ＤＶ保護法で、実家じゃない所へ越した場合、夫が住所を調べようとしても出来ないのだという。<br /><br />本当は話し合いで解決の方がいいと思うんですけどね・・・・・・と嫌味を言われながら<br /><br />警察に嫌な思いを残しながら辞してきた。<br /><br />待合の場所で待っていた父が「訴えだけなのに、なんでこんなに時間がかかるんだ？」と聞く。<br /><br />かいつまんで話すと「なんだそりゃ？こっちは被害者なんだぞ！！」と怒りをあらわにした。<br /><br /><br />入院中もその後も夫は一切連絡を取ってこなかった。<br /><br />子供のもので足りないものがあったから、重い腰を持ち上げて家に取りに帰ろうとすると<br /><br />父も一緒に来るという。<br /><br /><br />「大丈夫よ、一人で平気。仕事中だと思うし、万が一いるようなら帰ってくるから」<br /><br />親の心配ももっともだと思うが、一人であの家の状態を確認しておきたかったのだ。<br /><br />出て行ったのをいいことに、あの写真の女を連れ込んでいるんじゃないだろうか？<br /><br />いるのなら絶対に許さない！！<br /><br />あの女も一緒にズタズタにしてやらなきゃ、私の気持ちが治まらない！<br /><br />そんな気持ちをもっているなんて、父には知られたくなかった。<br /><br />だから一人で行きたいのだ。だから一人で行かなきゃならないのだ。<br /><br /><br /><br /></span></strong> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>Water slider in earthen pipe</dc:subject>
<dc:date>2009-11-14T13:25:09+09:00</dc:date>
<dc:creator>花也（かや）</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-171.html">
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-171.html</link>
<title>Water slider in earthen pipe</title>
<description> ＶＯＬ　１０「まず・・・・可奈子の・・・・その状態を説明しなさい」怒気を含んだ静かな声で父が夫に問う。拳をぐっと握り締めて肩先を震わせている夫が、夫婦喧嘩で・・・・とかこれはその・・・・とか曖昧な返事を聞き取れないような小さな声で、ぼそぼそ話す。「そんな口ごもった言い方では、全然わからんだろう！！！」テーブルをバンッと叩く父。脅える子供が父の背後で様子を伺う。ビクッと肩をすぼめる夫・・・・・「可奈
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <span style="font-size:x-large;"><strong><span style="color:#ff0000"><u>ＶＯＬ　１０</u></span></strong></span><br /><br /><br /><br /><strong><span style="color:#cc3300">「まず・・・・可奈子の・・・・その状態を説明しなさい」<br /><br />怒気を含んだ静かな声で父が夫に問う。<br /><br />拳をぐっと握り締めて肩先を震わせている夫が、夫婦喧嘩で・・・・とかこれはその・・・・とか<br /><br />曖昧な返事を聞き取れないような小さな声で、ぼそぼそ話す。<br /><br />「そんな口ごもった言い方では、全然わからんだろう！！！」<br /><br />テーブルをバンッと叩く父。脅える子供が父の背後で様子を伺う。ビクッと肩をすぼめる夫・・・・・<br /><br />「可奈子・・・・・こんなことは日常茶飯事なのか？それとも今回たまたまか？」<br /><br />「ま・・・・」私が言いかけると「いえ！！今回だけです！！な・・・可奈子、そうだよな？」<br /><br />と父に言いながら、【言うなよ、言うなよ、絶対に言うなよ】と目線で脅してくる。<br /><br />その手には乗るもんか！もう限界よ・・・・もうおしまいよ・・・・・。<br /><br />スゥっと息を深く吸い込んで父を見ながら首を横に振った。<br /><br />「可奈子・・・・・てめぇ！！！」「てめぇ？てめぇってなんだ！！」父が怒鳴る。<br /><br />もういい、お前は黙ってろっ！と父が私に話すよう促してきた。<br /><br />ぽつり・・・ぽつり・・・・と語りだしたが、順序だてて話せず、会話があっちこっち飛んでしまう。<br /><br />夫は足の上で拳を作ったり開いたりを繰り返してる。<br /><br />きっと俯きながら私を睨んでいるのだろう。　ざまあみろっ！！<br /><br />半分ほど話した時、玄関のチャイムが鳴って母が入ってきた。<br /><br />私を見て絶句しカバンを落とす。<br /><br />父が立ち上がって座るように母をソファーまで連れて来た。<br /><br />「送ってきたらな・・・・・・その・・・・可奈子がこんな状態にされててな。<br /><br />今、可奈子に話を聞いている最中だ。お前も黙って聞きなさい。」<br /><br />ストンと腰を抜かすように座った母は、状況が読み取れず明らかに動揺している。<br /><br /><br /><br />つっかえつっかえ何とか話し終えた後に、おもむろにバッグからさっき見つけたアルバムを出した。<br /><br />「うわっ！」と言いながら、夫がひったくろうとしたがそれよりも先に父が取り<br /><br />中身を見ながら確認をする。父の顔が般若のようになっていく・・・・・。<br /><br />これを見つけて見てただけなのに・・・・こんな風にされたのよ！！<br /><br />見終わった父が母にアルバムを渡して、それを見ながら母も怒りの表情をあらわにする。<br /><br />「言い訳は無用。あなた、自分がしでかしたこと解ってるの？」<br /><br />母が押し殺した声で夫に言った。無言の夫と返答を待つ親。<br /><br />沈黙　　沈黙　　　沈黙・・・・・・・<br /><br />「どうやら・・・・・お解りになってないみたいね」<br /><br />静かに・・・でも明らかに怒って母が沈黙を破る。<br /><br />落ち着いて冷静に話す母が、本気で怒っているのが解る。<br /><br />怒りすぎて【逆に】冷静なのだ。<br /><br />「お父さん。帰りましょう。お話はどうやら終わったようです。<br /><br />可奈子、子供達の荷物と貴方の荷物、母さんが用意するけどいいわね？<br /><br />お父さん、私が用意している間子供と可奈子をお願いします。」<br /><br />そう言い置いて母が居間から出て行った。</span></strong> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>Water slider in earthen pipe</dc:subject>
<dc:date>2009-11-14T12:44:06+09:00</dc:date>
<dc:creator>花也（かや）</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-170.html">
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-170.html</link>
<title>Water slider in earthen pipe</title>
<description> ＶＯＬ－９その赤い点滅が何か解ったのは呼び出し音のベルが鳴った時だった。エリーゼの為にがなった後「ただいま電話に出ることができません・・・」のアナウンスが続く。「もしもし可奈子？あんた一体どこほっつき歩いてるの？子供達が家に帰れなくて困ってるわよ。お父さんがもう少ししたら送っていくって！！。電話、間に合うようだったらかけてちょうだい。」あっ！と思って体を起こそうとしたが全身が痛くて、中々起き上がれ
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <strong><span style="font-size:x-large;"><span style="color:#ff0000">ＶＯＬ－９</span></span></strong><br /><br /><br /><br /><strong><span style="color:#ff6600">その赤い点滅が何か解ったのは呼び出し音のベルが鳴った時だった。<br /><br />エリーゼの為にがなった後「ただいま電話に出ることができません・・・」のアナウンスが続く。<br /><br />「もしもし可奈子？あんた一体どこほっつき歩いてるの？<br /><br />子供達が家に帰れなくて困ってるわよ。お父さんがもう少ししたら送っていくって！！。<br /><br />電話、間に合うようだったらかけてちょうだい。」<br /><br />あっ！と思って体を起こそうとしたが全身が痛くて、中々起き上がれない。<br /><br />ようやく起こした時にギョッとした顔でソファーに腰掛ける夫がいた。<br /><br />「まずい・・・・まずいよ・・・・可奈子、その顔まずいよ・・・・・」<br /><br />何のことを言ってるのだろう？と思った瞬間に口の中に鉄錆の臭いがして口端が濡れているのに気がついた。<br /><br />おぼつかない足取りで、ゆっくり洗面所に向かい鏡を見て可奈子はうろたえた。<br /><br />お岩さんのような腫れ上がった顔が映し出されている。<br /><br />あぁ・・・どうしよう・・・・お父さんになんて言われる？<br /><br />いえ、この顔を見せてお父さんに正直に話した方がいい。<br /><br />お父さんはきっと「離婚だ！」と騒ぐに違いない。夫はどんな態度をとる？<br /><br />ぐるぐると考えていると「お前２階に行け！お父さんが来たら具合が悪くて寝てると言うから」<br /><br />と、いつの間にか来ていた夫が言う。<br /><br />何処まで自分の保身に走るのか？最低だ！この人は！！<br /><br />ふーっと腹の底から怒りがこみ上げる。一瞬ギュッと目をつむり「わかったわ・・・・」<br /><br />と呟いてうがいをした。吐き出す水が赤く濁っている。<br /><br />（誰が素直に従うもんか！）心の中で毒づきながら黙って２階に行き、<br /><br />夫が再び【浮気の証拠】を隠してしまわないように、自分の普段使わないバッグの中に隠しこんだ。<br /><br />ベッドに静かに横たわると強烈な痛みが全身を襲う。<br /><br />どんだけ暴力をふるわれたんだろう？今までやられたよりもかなり酷い・・・・・。<br /><br />アスピリンを飲もうと薬箱を開けた時に、夫が寝室に入ってきた。<br /><br />「俺は・・・・・すまない・・・・いや・・・・あの・・・痛むか？」<br /><br />珍しくしおらしい態度だ。それほど私の顔が酷いことを物語っている。<br /><br />「その・・・・もうじきお父さんがくるだろ？お前・・・出てこなくていいから。」<br /><br />まだ言うか！「うん・・・・・」素直に頷いてみせると安堵した顔で、コーヒーを入れてくるといって寝室から出て行った。<br /><br />あぁ・・・・私は・・・・・こんな男の何がよくて、今まで一緒に暮らしてきたんだろう・・・・・<br /><br />悲しみよりも憎しみが足先か急速に駆け上がってくる。<br /><br />コーヒーの香りを漂わせ再び夫が入ってきた。ナイトテーブルの上にカップを置き<br /><br />室内をぐるっと見渡すと、「あの・・・さっきのあれ・・・・」と言いかけたが、ピンポーンと玄関で<br /><br />音がすると「いいか、絶対に下には降りるな！！」と慌てて降りていった。<br /><br />ガチャガチャと開ける音がして、子供達の「ただいまぁ、お母さんは？」の声が聞こえる。<br /><br />それを聞きながら足音を忍ばせて、さっきしまったバッグを取って、静かに階下へ降りて行く。<br /><br />「鍵が開かないって言って、家に来たんだよ。電車賃もないから二人してタクシー使ってな。<br /><br />子供達だけでも乗れるんだなぁ、支払い？いいよいいよ、それくらい・・・・」<br /><br />笑顔を言う父が凍ったような顔に変わった。<br /><br />「か・・・・・なこ・・・・・どうしたんだ？その顔・・・・・」<br /><br />ギョッとして振り向いた夫の顔が引きつった。「２階で寝てろって言ったろ・・・・」<br /><br />上ずった声で言う夫と私の顔を交互に見ながら、一辺で察知した父が眉間に皺を寄せながら<br /><br />「あがらせてもらうよ」と入ってきた。そして「ちょっと電話をかりる」と言って、<br /><br />「あぁ、私だ。今送ってきた。すまないが母さん、タクシーで可奈子の家まで来てくれないか？」<br /><br />と母を呼び出した。<br /><br />終始引きつり顔の夫はうつむきながら「てめぇ・・・うらぎったな・・・・」とボソッと呟く。<br /><br />二人ともそこにいないで、ここに来なさいという父の声を聞いて、夫を尻目に居間へと向かった。<br /><br /></span></strong> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>Water slider in earthen pipe</dc:subject>
<dc:date>2009-08-13T11:47:32+09:00</dc:date>
<dc:creator>花也（かや）</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-169.html">
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-169.html</link>
<title>Water slider in earthen pipe</title>
<description> ＶＯＬ－８そのケースは１００均で購入したような半透明の、形としてはＣＤケースに似たものだった。その中に綺麗な開封された封筒がいくつかと、これも又１００均で買った様な小さな可愛いアルバムの様な物が２つ入っていた。まずアルバムから開いて可奈子は絶句する。年齢的には可奈子より若干若そうだが、綺麗な女の人と知らない場所で腕を組む夫の写真が目の前に飛び込んできた。パラパラとめくるうち、何処かのホテルの部屋な
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <strong><span style="font-size:x-large;"><span style="color:#ff0000">ＶＯＬ－８</span></span></strong><br /><br /><br /><br /><strong><span style="color:#ff6600">そのケースは１００均で購入したような半透明の、形としてはＣＤケースに似たものだった。<br /><br />その中に綺麗な開封された封筒がいくつかと、これも又１００均で買った様な小さな可愛いアルバムの様な物が２つ入っていた。<br /><br />まずアルバムから開いて可奈子は絶句する。<br /><br />年齢的には可奈子より若干若そうだが、綺麗な女の人と知らない場所で腕を組む夫の写真が<br /><br />目の前に飛び込んできた。<br /><br />パラパラとめくるうち、何処かのホテルの部屋なのか豪華なおかずを目の前にして乾杯のポーズの二人・・・・・<br /><br />そしてＫＩＳＳをしている二人のプリクラなどが数点挟まり、もう一つのアルバムには<br /><br />ベッドであられもない格好の女が写った物や、全裸の笑い顔の主人が入っていた・・・・・・。<br /><br />「う・・・・・・・・そ・・・・・・・・」<br /><br />写真自体がもう可奈子には衝撃過ぎるものだったが、何よりもショックだったのは家では決して<br /><br />見せない満面の笑みの主人の顔。<br /><br />生唾をごくり・・・・と何度も飲み込みながら、震える手で封筒の中身を読んでみた。<br /><br />『愛しているわ・・・・・』『いつか二人で結ばれたいの』『早く私だけのあなたになってほしいけど・・・』<br /><br />どうして？何？・・・・・・・この女は何処の誰なの！！！！！<br /><br />ケースを片手に思考が錯乱状態のまま、背後にいる人の気配に気がつかなかった可奈子。<br /><br />「ガツン」　　目から飛び出る火の粉　　　頭に受けた強い衝撃<br /><br />「てめぇ・・・・・・一体ここで何をしてるんだ・・・・・・？」<br /><br />聞いたことも無いようなドスのきいた低い声が聞こえる・・・・・・。<br /><br />主人だ・・・・・・主人が帰ってきた・・・・・・・<br /><br />その後、悲鳴を上げながら逃げ惑う可奈子の姿がそこにはあった。<br /><br />それを物凄い怒りの形相で、必死に追いかける完全に殺意を持った主人。<br /><br />「人の物を勝手に見やがって！！てめぇ一体何様のつもりだ！！」<br /><br /><br />ひとしきり嵐の様な暴力が合った後、ソファーの上でぜいぜいと息を荒げる夫を<br /><br />ジュータンに横たわりながら、ぼやける視界の中で見つめる可奈子がいて<br /><br />私は悪くない・・・・・私は悪くない・・・・・・とうわごとのように言い続けていた。<br /><br />夫を通り越して背後で小さく点滅する赤いランプに、あれは何だろうと思いながら・・・・・・。</span></strong> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>Water slider in earthen pipe</dc:subject>
<dc:date>2009-08-13T10:46:02+09:00</dc:date>
<dc:creator>花也（かや）</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
<item rdf:about="http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-168.html">
<link>http://morinoarisu.blog100.fc2.com/blog-entry-168.html</link>
<title>Water slider in earthen pipe</title>
<description> 【ｖｏｌ－７】数年働いた場所を退職して、いざ専業主婦に戻ると時間の配分がわからなくなってしまう。働いていた頃には、たまにしか出来なかった場所の掃除とかを出来るようになって喜んだのも束の間の事だった。*あっと言う間に終わる家事*持て余す時間*あんなに見たかったテレビもつまらない・・・・・・何か趣味を・・・・・と思って、あちこちに手をつけてみたものの、どれもこれも微妙に自分に合わないような気がして、短期で
 </description>
<content:encoded>
<![CDATA[ <u><span style="font-size:large;"><strong><span style="color:#ff0000">【ｖｏｌ－７】</span></strong></span></u><br /><br /><br /><strong><span style="color:#ff3300">数年働いた場所を退職して、いざ専業主婦に戻ると<br /><br />時間の配分がわからなくなってしまう。<br /><br />働いていた頃には、たまにしか出来なかった場所の掃除とかを<br /><br />出来るようになって喜んだのも束の間の事だった。<br /><br />*あっと言う間に終わる家事<br /><br />*持て余す時間<br /><br />*あんなに見たかったテレビもつまらない・・・・・・<br /><br />何か趣味を・・・・・と思って、あちこちに手をつけてみたものの、どれもこれも<br /><br />微妙に自分に合わないような気がして、短期で飽きてしまう。<br /><br />自然と子供にも口うるさくなって、段々と煙たがられるようになってしまった。<br /><br />何かをしたいのに何をしたらいいのか解らない。<br /><br /><br />午前中に終わってしまう家事をゆっくりやってみても、時間に余裕がありすぎる。<br /><br /><br />ふと思いついて、長年整理出来なかった寝室のクローゼットを片付け始めた可奈子は<br /><br />奥の方に隠されたプラスチックケースを見つけて、「何だろう？」と開けて見た。<br /><br />一瞬・・・・・・・心臓がドクン・・・・と妙な動きをする。<br /><br />口がカラカラに渇いて、空唾をゴクリと呑む。<br /><br />指先がジンジンと痺れる様な感覚で、ガクガクと震えが止まらない。<br /><br />ジットリと嫌な脂汗が、額や手のひら、そして脇の下に湧き出てくる。<br /><br /><br />「う・・・・・・・・・・・・そ・・・・・・・・・・・・」<br /><br />急に可奈子の目の前がズンと暗くなった。</span></strong> ]]>
</content:encoded>
<dc:subject>Water slider in earthen pipe</dc:subject>
<dc:date>2009-05-14T17:01:47+09:00</dc:date>
<dc:creator>花也（かや）</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
</item>
</rdf:RDF>